平成18年11月登録のクラウンマジュエスタ(DBA-UZS187-CETZK)となります。マジュスタとしては、4代目にあたり平成16年7月6日に発表され、平成18年7月3日にマイナーチェンジが行われています。この車は、後期型となります。 平成18年7月当時の価格で6,426,000円(税込)。

グレードは、Cタイプi-Four。電子制御フルタイム4WD仕様です。通常時は前輪30:後輪70で駆動力を配分して、FR車のような操舵感とリニアな旋回性能を実現。発進・加速時や滑りやすい路面では、前後の駆動力配分を連続的に最適制御すると同時にVSC(車両安定制御システム)とも強調制御することで、よりスムーズで安心感のある走りを実現します(カタログ抜粋)。

因みに平成21年3月にURS206/UZS270型にフルモデルチェンジ。

平成25年9月にGWS214/AWS215型にフルモデルジュンジをし現行型、6代目となっていますが、この6代目からは専用ボディではなく、

クラウンシリーズの1グレードに成り下がりました(ToT)/~~~

 

 

4.3ℓV型8気筒BEAMS 3UZ-FE型エンジンを搭載。

最高出力280PS(206kW)/5,600r.p.m.

最大トルク43.8kg・m(430N・m)/3,400r.p.m.

UZ型エンジンの基本設計は古く、一番最初は平成元年8月に130系クラウン(UZS131)に搭載された1UZ-FE(4.0ℓ)です。

その後、VVT-i、排気量アップ等改善されてきましたが、平成17年9月よりUR型エンジンにその座を譲っています(一部車種では、現行車にも搭載車あり/平成24年4月現在)。

 

因みに5代目のマジェスタ搭載の1UR-FSE型は4.6ℓV型8気筒で、347PS(255kW)/6,400r.p.m. 46.9kg・m(460N・m)/4,100r.p.m.です。

6代目に至っては、2GR-FXE型で3.5ℓV型6気筒で、292PS(215kW)/

6,000r.p.m. 36.1kg・m(354N・m)/4,500r.p.m.と大幅ダウンしています。

さすがに大排気量、1,000r.p.m.で30kg・m以上のトルクがあります。
 

リヤビュです。

下が現行型200系のリヤビュ、結構似ていますね。

 

タイヤは、ブリヂストンのレグノGR-XTで215/55R17 94V(定価32,600円/本)でアルミホイールはトヨタ純正品です。

ブレーキローターは、ダブルバレルドローターに交換されています。2本の円形スリットが入っていて安定した製動力を発揮する物。

 

ヘッドライトは、ロービームのみディスチャージヘッドランプ(HID)。

フォグランプもオプションのディスチャージランプに変更されています。

 

ドラミラーには、ターンシグナルが埋め込まれており、鍵を持った人が近づくとドアミラーの下側にあるランプが点灯、足元を照らします。

廻りに光源がない場所では、あると便利な機能です。

 

この車、今年(H28)で10年目になりますので、買替えされるのかと思っていましたが、下取りが500,000円?(4WDモデルの為、不人気車種なのか?)の為、 それであればと暫くそのまま乗り続ける事にされたようです。

ただ、現行のマジェスタは、クラウンシリーズの1シリーズと成り下がり、専用ボディではなく なり、クラウンのホイールベースを75mm延長して流用しているトヨタが得意なコストカットモデル。外観も通常のクラウンの全長を75mm伸ばしただけというお粗末さ、ぱっと見、普通のクラウンにしか見えませんので、それも遠因?また、専用車が発表されれば、購入を検討されるかもしれませんね。

 H30(2018)年6月を以て生産終了となり、マジェスタの名称は無くなりました。

 R02(2020)年現在、まだ現役です。今年の10月で14年目となります。ヘッドライトも黄ばんできており、全体的にくすんだ印象をうけます。

 


最終更新日 : 2020/05/22

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